超過酷!!第1回OSJ磐梯山ウルトラマラソンに参加してきました

ランニング

 どうも、おいちゃんです(^^♪
今回の記事は、ウルトラマラソンを走ってきたレビュー記事をまとめてみましたので、ぜひ最後まで見てやってください!!
  

 2002年6月5日(日)福島県猪苗代で開催された第一回OSJ磐梯山ウルトラマラソン100㌔の部に参加してきました。
初開催ということで、スタッフの方々も手探り状態での運営でしたが、地元感溢れる、とても過酷で、楽しい大会でした。
実際に走ってみた率直な感想をまとめてみます。 

  • コースのイメージ
  • 当日のギア
  • 全体的な感想
  • 来年度の期待

 

□コースのイメージ

今回のコースを一言で言うと高低差の激しい非常にタフなコース。私は以前に岩手銀河ウルトラマラソンに出場したことがありますが、同等のきびしさを感じました。

カメリーナをスタートし15Kまでは平坦で走りやすい舗装道です。この区間でウォーミングアップと貯金を作ることが出来ます。

15K~25Kまでは山道。高低差300Mのアップダウンを繰り返します。ほぼ緩やかな登りです。ここで足を使うと後半に大きなダメージが残るので元気だからと飛ばすのは避けましょう。マイペースです。

25K~35Kまでは下り。緩やかに下りますので飛ばしすぎには注意ですが後半の貯金が作れます。私は4:40~4:50ペースで走りました。

35K~45Kまでは登り。かなりの難所。35K~42Kまでは緩やかに、42K~45Kは激しい登り。私は歩かずに登れましたが歩く人が続出していました。先に飛ばしていた人の多くはここで後退していきました。ポイントは淡々と急がずピッチ走法で上る。これに限ります。

45K~55Kまでは急激な下り。10Kくらい下ります。呼吸器の回復、登りで使った時間を取り戻すにはもってこいです。しかし、太もも、ハム、ふくらはぎに疲労がたまり、笑い出します(笑)。急激な下りの終わりにアルツ磐梯中間エイドSTです。私はここで7分近く休んでしまいました(長)

55K~65Kまでは緩やかな下り。この区間も緩やかな下りで非常に走りやすいです。特に特徴的なことはありませんが、私は4‘50~5‘10位で走れました。足の疲労感は有りましたが、呼吸器は問題ありませんでした。

65K~75Kまでは緩やかな登りと平坦の繰り返し。景色が素晴らしい眺望区間。初めの3K位は登りです。残りの7Kは登りと平坦の繰り返し。疲労感は強くありましたが猪苗代湖が一望出来て景色は最高です。景色のおかげで快調に走れました。登りは6‘10~7‘00。平坦は5‘10~5‘40でした。

75K~85Kまでは平坦道。この区間は猪苗代湖を回る平坦道です。猪苗代湖で遊んでいる人を見ながらひたすらまっすぐなサイクリングロードを走ります。メンタル的にかなり来ますが正念場です。5‘45~6‘00まで落ちました、、、

85K~91Kまでは最後の難関です。この大会の一番キツイ区間です。体力的にもメンタル的にも来ている中、ひたすら上ります。しかもかなりの勾配です。今大会で一度も歩かないと決めていた私ですが、歩きました。だって、だって、走っても歩いてもスピードが変わらないから、、、(笑)登りは歩く。平坦、下りは走るに気持ちをチェンジ。そしてお腹がすきすぎて目眩がしてきたので、歩きながらバナナとまんじゅうを食ったらめちゃくちゃ元気になり軽く走れるようになったのです。7‘00~9‘00とペースが激落ちしました。91Kの最終エイドは1分の滞在でリスタート。だって残り9Kは下りですもん。ゴールが見えました。

91K~100Kは、5K下りで残りの4Kは平坦道。下り終えれば、ゴールのカメリーナが見えてきますので自然とペースが上がります。足は痛くて感覚は有りませんでしたが、気力だけで前に前にと進んでいきました。4‘00~4‘50までペースが上がり二人抜きました。そのおかげで年代別3位という結果に繋がりました(笑)

詳細ではないですがこんな感じの高低差の激しい気力と体力の必要なかなりタフなコースです。序盤で歩くと、歩き癖がついてしまうので、故障していないならゆっくりでも走り続けることをおすすめします。

□当日のギア

・キャップ、ノースフェイス、エニータイムインサレーションキャップ
通気性が良くてムレがないため、快適に走れます。また、首元まで日よけカバーあり日中の日差しから守ってくれるためおススメです。

・サングラス、MARSQUEST
偏光サングラス。コスパが良い上に軽い。UV400で紫外線も完全にカットしてくれます。おススメです。

・アームカバー、アシックス
アームカバー。朝はかなりの冷え込みです。アームカバーが有るだけでだいぶ寒さを凌げます。日中は手首までカバーを下げて走りました。

・時計(GARMIN245)
必須アイテムです。なんといってもバッテリーの持続性。ウルトラマラソンは10時間は走る覚悟ですので最低でも半日の継続性が欲しいです。ガーミン245は音楽も聴けるし、バッテリーもフル充電で1日稼働するのでおススメです。
 

 
・パンツ(ノースフェイス、Enduris Racing Short NB42280)
通気性に優れ、汗も直ぐに乾きます。腰回りにポケットがついていて軽食やドリンクの出し入れがとても便利でおススメです。

・靴(アシックス、エボライド2)
クッション性が強いため、スピードは出ませんが、超長距離を走るうえでコスパ最強です。カーボンエックスXと迷いましたが履きなれたアシックスにして正解でした。
 

・食料(エナジージェル10個、バナナ、カロリーメイト)
メダリスト5個、トップスピード3個、ピットインジェル2つを携帯しました。多いと思いましたが走ってみてもう少しあっても良かったと思いました。
なぜならエイドに食べ物が余りなかったから、、、(´;ω;`)
 

・携帯、小銭
リタイヤした時や、自動販売機、コンビニでの買い物を考え千円持参しました。
まあ、使用しませんでした。護身用です(^^♪

 シューズは今の自分の走力と衝撃吸収を考えてエボライド2にしました。メタスピードエッジも考えましたが、序盤に足を使いすぎると判断して断念。食料に関しては、多いかなとも思いましたが結果良かったと思っています。今大会のエイドは必要最低限の食料(バナナ、チョコ、お菓子)4か所。しかないので自分で持っていた方が賢明です。

 

□感想

目標は10時間切り。と設定して走りましたが、結果は自己ベストを大幅に更新する9時間20分21秒。年代別3位という結果に満足しています。
一カ月前からアルコールを絶ち(ちょっとは飲んだ)、二週間前からは、カフェインを抜き、一週間前からはカーボローディングをはじめました。ストイック、、、
沿道の応援やスタッフの皆様の心使い、一緒に参加した仲間に感謝です。来年も出場するか??はちょっと考えますが、
地元感が強く、これから成長していく良い大会だと感じました。

 

□来年度への期待

コロナ禍を鑑みて大会のアピールをあまりしなかったのかもしれませんが、もう少し地元の方々に大会開催の周知をしても良かったと思います。私が前泊した猪苗代の宿は大会が明日行われることも知りませんでした。また、参加者に地元の観光をして貰うために各種割引券やクーポン券を配布しても良かったのかと思います。今後に期待します。この大会は、終始景色がきれいで走っていてとても気持ちのいいコースです。機会が有ればまた参加したいと思います。大会関係者の皆様、コロナ禍において大会の開催にかなりの配慮があったことと思います。ありがとうございました。とても記憶に残る素晴らしい思い出となりました。読者の皆様、興味を持たれた方はぜひ参加してみてください。

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