筋力トレーニングの魔法。筋肉を鍛えることで得られる9つの素晴らしい利点！

筋肉1Kg当たりの１日のエネルギー消費量は約20キロカロリーといわれているんだ。
これは1日中一歩も外に出なくても同じカロリー消費量だと言われているんだよ。

筋肉の量は体重のおよそ40％。体重60Kgの男性なら筋肉量は24Kg。計算上は480キロカロリーほどのエネルギーを代謝する計算になりますね。
更に驚く報告もあるんだよ。筋トレをして、筋繊維を太くすることで1Kgあたりエネルギー消費が50キロカロリーまでアップするという見解が報告されているんだ。

そうだね！
まだ詳しい理由はわかっていないけど、どうやら筋肉が増えることで熱生産の効力がアップすることで代謝がアップしているらしいんだ。トレーニーにとってはうれしい報告！！

筋トレを習慣化することでメンタルも整い強化されるっていう事実も知っていましたか？

筋トレをすることで交感神経と副交感神経のリズムにメリハリが生まれることがわかっているんだ。肥満の人は交感神経、副交感神経、どちらの活性も弱い。熱生産レベルも低くて基礎代謝量も少ない。ところが一定期間トレーニングをすることで自律神経のリズムが整ってくるという例が報告されています。

筋トレでメンタルが強くなると会社の嫌いな上司なんかまったく怖くなくなりますよ！！
イヤミを言われているとき心の中では『お前なんか秒でホフれる。わめきたいだけ、わめけカス』って思えばいんですからね（笑）

褐色脂肪細胞と白色脂肪細胞という名前を一度は聞いたことがあるとおもいます。主な役割を以下にまとめて紹介しますね。

褐色脂肪細胞の量は全身で約40gと微々たるものです。しかし最近の研究によると筋トレによって白色脂肪細胞が褐色脂肪細胞に似たベージュ細胞という細胞に変化し同じ脂肪燃焼の働きをすることが分かりました。

筋肉を動かすとエネルギー源である血液中の糖、グルコースが筋肉内に取り込まれ血糖値が下がります。この働きは非常に重要なことです。筋トレをして筋肉量を増やした人の糖代謝レベルを調べると、機能が格段に高いことが分かりました。

良く知っていますね。筋肉量が多いほど、筋肉の中で合成されるグリコーゲンの量が増えて、デリバリーに忙しくて血糖値が上がっている暇がないため、トレーニーの血糖値は上がりにくく健康維持の一役を担っています。
最近では、糖尿病患者にも負担にならない程度の筋トレを推奨しているんですよ！！

筋トレで筋肥大すると、筋肉からマイオカインという生理活性物質が分泌されるようになります。マイオカインは特定の物質ではなく、複数の生理活性物質の総称です。現在のところ30種類くらいの物質が報告されています。

先生ではないです💦
様々な役割がありますが、その一つが筋肉を太くする作用です。筋肉が筋肥大すると、マイオカインが血液中に運ばれて全身に影響を及ぼします。どんな影響を及ぼすかというと、脂肪細胞に働きかけて脂肪の分解を促したり、肝臓に働きかけてグリコーゲンの分解を促します。マイオカインの働きはとにかくすごいですよね！

1982年、豚の脳からBDNFという物質が発見されました。日本語にすると『脳由来神経栄養因子』という名前です。主な働きとしては、神経細胞の生存を維持したり、神経突起の成長を促したり、神経伝達物質の合成を助ける働きです。

そういうことです。運動することでこのBDNFという物質が脳内で増加します。脳に作用するにも関わらず、運動によって筋肉から分泌されることが分かっています。
ネズミに運動させるとBDNFが増えて記憶力が良くなり、依然できなかった迷路をクリアできるようになるという報告が出ています。
記憶力の低下を自覚している人は筋トレですね(^^♪

見た目を良くしたいなら下半身の筋トレはマストですよ。加齢とともに衰えてくるの主に下半身の筋肉なんです。30代以降、徐々に衰え始め80代では30代の3分の2までに落ち込んでしまいます。

そうですね。上半身よりも下半身の筋肉の方が付きやすいですし、鍛えることでみためも、運動能力も向上して一石二鳥ですね。さっみんなでスクワットをしましょう(^_-)-☆

中強度から高強度の筋トレをするとトレーニングの後、男性ホルモンや成長ホルモンの分泌が高まるというお話はよく聞ききますね。腕と足を比較すると脚の筋肉の方が大きいので足の筋トレの方が各種ホルモンの分泌が高まるというお話しです。

下半身のトレーニングを十分に行った後で腕のトレーニングをすると腕の筋肉の付き方が劇的にアップするという報告も聞かれます。これはマイオカインみたいな物質が筋肉の相乗効果を測っているのではないかと言われています。筋トレをするときは、下半身と上半身をセットで実施した方がお得というわけですね！

筋肉ばかりがどんどん肥大していけばいいていうお話しではありませんね。肥大した筋肉パワーを体の動きに反映させるためには丈夫な腱や靭帯が必要になりす。

良く知っていますね。コラーゲンのもとになるのが全身に散在している繊維芽細胞です。組織が破壊されたときに周りにある繊維芽細胞が集まってきて、コラーゲンを大量に作り出します。筋トレによっても繊維芽細胞が刺激されコラーゲンの合成が促されます。